2011年公開映画 私的ベスト20

早いものでもう1月も終わりです。
今更感もありますが
今日は2011年公開映画の私的ベスト20です。

過去のベストは下から。
2007年
2007年公開映画 私的ベスト10
2007年公開 日本私的ベスト10
2008年
2008年公開映画 私的ベスト10
2008年公開日本映画 私的ベスト10
2009年
2009年公開映画 私的ベスト10
2009年公開 私的日本映画ベスト10
2000年代総合
ゼロ年代ベスト20
ゼロ年代ワースト映画
2010年
2010年公開映画 私的ベスト10
2010年公開映画 私的ワースト10
2010年公開 私的日本映画ベスト10

 
20.『英国王のスピーチ』 (英・豪)
英国王の正統派イニシエーション・ストーリー。
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(2011/09/02)
コリン・ファース、ジェフリー・ラッシュ 他

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19.『ピラニア3D』 (米)
オッパイ!チンコ!ゲロ!スプラッター!しかも3Dで飛び出す!!

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(2011/12/21)
エリザベス・シュー、アダム・スコット 他

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18.『探偵はBARにいる』 (日)
昭和の色香溢れる東映印のサスペンス。

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(2012/02/10)
大泉 洋、松田龍平 他

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17.『スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団』 (米)
ファミコン世代のアホアクションコメディ映画。

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(2011/09/02)
マイケル・セラ、メアリー・エリザベス・ウィンステッド 他

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『スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団』エドガー・ライト監督とその引用元。映画オタクの世界。
http://undersiege.blog112.fc2.com/blog-entry-80.html


16.『ザ・ファイター』 (米)
困った家族と、とっちゃん坊やの成長物語。

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(2011/10/04)
マーク・ウォールバーグ、クリスチャン・ベール 他

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15.『ブラック・スワン』 (米)
善玉レスラーから狂気のバレリーナへ。

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(2011/12/16)
ナタリー・ポートマン、ヴァンサン・カッセル 他

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14.『トゥルー・グリット』 (米)
美しくない西部劇。コーエン兄弟の描く無常観。

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(2011/09/09)
ジェフ・ブリッジス、マット・デイモン 他

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13.『冷たい熱帯魚』 (日)
あいつのボデーは俺が透明にしちまったんだからよ!!

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(2011/08/02)
吹越満、でんでん 他

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12.『X-MEN: ファースト・ジェネレーション』 (米)
新シリーズの幕開け。シリアスな味付けが施された新たなX-MEN。

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(2011/09/28)
ジェームズ・マカヴォイ、マイケル・ファスベンダー 他

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11.『ザ・タウン』 (米)
銃撃のシンフォニー、ボストンを舞台にしたヒート。

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(2011/07/20)
ベン・アフレック、ジョン・ハム 他

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10.『八日目の蝉』 (日)
八日間生きた蝉が見た光景は何だったのか?

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自分探しの旅と親子の日々を交差させた構成の
人生賛歌。

下記のエントリーにも書きました。
ご当地映画 四国編
http://undersiege.blog112.fc2.com/blog-entry-29.html



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(2011/10/28)
井上真央、永作博美 他

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9.『ソーシャル・ネットワーク』 (米)
現代版「市民ケーン」、オタクの一代記。

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現代版市民ケーンとも評された天才geekの一代記。
マシンガンのように繰り出される会話の数々
流れるような移動ショット、偏執的ともいえる
癖のある人物描写。
だけどそれを限りなく魅力的に魅せる手腕はすごいとしか
いいようがありません。

アカデミー賞は結局手堅い作りの英国王に取られてしまいましたが
こっちの方がやってる事が革新的なのは間違いありません。


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(2011/12/21)
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8.『わたしを離さないで』 (英)
美しくも儚いアイドル(俳優)映画。

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臓器移植用として生まれてきた人造人間たちの
短く濃密な一生を描いたカズオ・イシグロ原作映画。

イギリス・ノーフォークの風景をバックに
幼馴染の男女3人の揺れ動く感情を
情緒溢れるタッチで写した悲しくも美しいSFラブストーリーです。


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キャリー・マリガン、アンドリュー・ガーフィールド 他

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7.『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』 (米)
芸術的なアクション・シークエンス、シリーズ最高傑作(宣伝文句ではなく)

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デ・パルマ、ジョン・ウー、J・J・エイブラムスと一作ごとに
監督を交代させてきたスパイアクションも4作目に。

これは謳い文句とかではなく僕はこの4作目が
シリーズでの最高傑作だと思います。
荒唐無稽な秘密道具が飛び出してくるのは今まで通りですが
東欧、中東、アジアと舞台を移動しながら
矢継ぎ早に展開されるアクションシークエンスの数々は芸術品です。

高層ビルの進入劇、砂嵐の中でのカーチェイス
立体駐車場での格闘戦、全てが見せ場です!


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不明

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6.『SUPER8』 (米)
E.T.+スタンド・バイ・ミー+ナイト・オブ・ザ・リビングデッド。

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少年少女のジュブナイルSF映画とも言うべき
作品で、上記の1文通り本作はぶっちゃけ「E.T.」や「未知との遭遇」
をどれだけ愛しているかによって好き嫌いが結構分かれるんじゃないかと思います。

話は悪意を持った宇宙人の話ですが
これは少年と宇宙人の関係が思いっきり
「E.T.」を裏返した構成になっており
それが「E.T.」好きかどうかというところにモロにかかわってくるわけです。

ちなみに僕個人にとっては
主人公が自主制作映画を撮っているところもツボで
きっと物作りをした経験のある全ての人が共感できる
そんな作品だと思います。


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ジョエル・コートニー、エル・ファニング 他

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5.『奇跡』 (日)
是枝監督の真骨頂。

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是枝監督は子供の演出においては
おそらく日本で右に出るものがいない存在だと思います。
そんな是枝作品で初めての子供が主役の映画です。

本作は福岡と鹿児島で離れ離れになった兄弟が
新幹線のすれ違う瞬間を見に小さな冒険をする
というジュブナイル物の体裁を取っています。

でもタイトル通りの『奇跡』なんていう
大それた出来事は起こらず
みんなは少しだけ大人になって旅は終わります。

子供が皆、常に走っているところとか
やってることがツメが甘いところとか
以外とドライだったりとか
これほど子供を自然に演出している映画を
僕は他に知りません。


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4.『SOMEWHERE』 (米)
エル・ファニングたんかわゆす。

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何も起こらない話。
そんな日常の描写をただ淡々と積み重ねるだけの
秀作が年に1本は必ずあります。

近年だと2008年の『歩いても歩いても』
が印象深かったですが
この『SOMEWHERE』は言うなれば
華やかなショービズ界を舞台にした『歩いても歩いても』です。

主人公はマルコはハリウッドスターですが
怠惰で乱れきった私生活をしています。
でも不思議とそれほど不快感を感じません。
なぜなら常に空虚な表情をしているからです。

そんなマルコですが娘のクレアと過ごす時間だけ
その表情はとても穏やかで優しさに溢れています。

クレアを演じているのはエル・ファニングですが
これがちょっと現実離れした透明感をもっていて
スターの娘という設定に対する説得力が半端じゃありません。

なんだかんだでマルコがちょっと
大人になるというのが筋といえば筋ですが
特にフィーチャーされるわけでもありません。
本作の最大の魅力は日常描写の現実感にあって
これほどの現実感が出せるもの
監督のソフィアがファザコンだからなのかもしれませんね。


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3.『塔の上のラプンツェル』 (米)
正しいボーイ・ミーツ・ガール映画。

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原作のラプンツェルはグリム童話ですが
あまり日本では有名ではないようです。

原作と映画はほとんど別物なのであまり関係ないですが
一応グリム兄弟による初版の筋を紹介しておきます。

ラプンツェルは元々ある夫婦の娘でしたが
妊娠中の妻が魔女の庭に咲いていたラプンツェルを
食べるのと引き換えに魔女の元に送られる運命にありました。

ラプンツェルという名は魔女がつけました。

彼女は森の中にある高い塔の中でずっと過ごしていましたが
ある日王子が森を散策中にラプンツェルの歌声に惹かれて
塔を発見します。
それがきっかけで王子とラプンツェルは逢瀬を重ねるようになります。
要するに毎晩セッ○スしまくっていたわけです。
その結果彼女は妊娠し、それが理由で魔女に塔を追い出されます。

ラプンツェルが追い出されたことを知った王子は
自分を責め塔から身投げ。
失明します。

数年後に王子とラプンツェルは再開し
ラプンツェルの流した涙が目に入った王子は視力を回復させます。
めでたしめでたし

要するに避妊はちゃんとしましょうという身も蓋もない話ですが(ウソ)
本作は現代らしく外の世界を見たくて飛び出したラプンツェル
が持ち前のバイタリティで周囲の人間を変えていくという
フェミニズムに溢れる作品になっています。

女の子はただ待ってるだけじゃだめ
男の子は女の子を守りなさいということを
ストレートに子供に対して教えられる素晴らしい教育的映画です。


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2.『イップ・マン 序章』 (香)
葉師匠が暴虐な日本人をボコボコにする映画。
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イップ・マン 葉問』 (香)
葉師匠が傲慢な英国人をボコボコにする映画。

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こちらは2本で1本としました。
ブルース・リーの師匠として知られる
詠春拳のイップ・マンを主人公とした
歴史物っぽいけど全然事実ではないカンフーアクションです。

この作品の素晴らしいところは
敵がわかりやすいくらいわかりやすく悪人だということです。
ですのでキャラクターもクソもないのですが
そのおかげでイップ師匠にボコボコにされると心の底から
スカッとします。

序章も葉問も内容は似たようなものですが
葉問はこの単純極まりない話の上に
イップ・マンがサモ・ハン演じるハン師匠と
表面上は反目しながらも心の底では中国武術を愛する心で結ばれる
熱い漢の友情まで描かれます!


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1.『アジョシ』 (韓)
ただの質屋だと思ってた奴が実は殺人マシーンだった!

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というわけで1位は韓流バイオレンスアクションのアジョシです。
『ランボー』『沈黙の戦艦』『96時間』などの
系譜に並ぶ「○○だと思ってなめてた奴が実は殺人マシーンだった」映画で
昨年僕が観た全ての映画の中でアクションシークエンスの格好良さが際立っていました。

流行の流線型に動いて舞踊の様な動きで見せるアクションではなく、
ジェイソン・ボーンシリーズの流れを汲む直線的に動いて敵を瞬殺するリアルアクションを
お腹いっぱいになるまで魅せてくれます。

監督のイ・ジョンボムはインタビューで
「みんなウオンビンがカッコイイってそれしか聞かれないんだけど、
ボクみたいな不細工がウオンビンと並んで写真を撮られるんだ。
毎回ウオンビンと並んで写真を撮られる不細工の気持ちにもなってみろよ!」と答えていました。
うーん、ナイスガイ!

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(2010年版です)

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