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『麒麟の翼~劇場版・新参者~』—感想・レビュー

個人的評価 63/100点

■あらすじ
東京・日本橋で男性が殺害される事件が発生。
被害者はカネセキ金属の製造本部長、青柳武明(中井貴一)。
彼は、腹部を刺されたまま8分間も歩き続けた後に、日本橋の翼のある麒麟像の下で力尽きていた。
なぜ、誰の助けも求めず、彼は一体どこへ向かおうとしていたのか。
一方、事件の容疑者、八島冬樹(三浦貴大)は現場から逃亡しようとしたところを
車に轢かれて意識不明の重体だった。
報せを聞いた八島の恋人、中原香織(新垣結衣)は、彼の無実を訴えるが……。
日本橋署の刑事、加賀恭一郎(阿部寛)はこの事件の捜査に当たる。

麒麟の翼
 
■雑感
遅ればせながら観てきました。
原作は売れっ子作家の東野先生、TVドラマもスマッシュヒットということでしたが
原作もドラマも未見なのでわかりません。

本作はTBS製作のテレビ屋映画です。
監督はTBSのディレクターで『涙そうそう』『ハナミズキ』という
涙腺の驚異的に緩い人を惹き付けてやまない雑なメロドラマ
を送り出してきた職人・土井裕泰さん。

というわけで全然期待していなかったのですが
思った以上に真っ当な出来だったので嬉しい驚きです。

サスペンス映画を観ていると思うのですがやはり
「サスペンスで最も重要なのは謎解きやトリックではなく動機」
という所でそこを納得して観られれば大正解ではなくても
失敗ではないということですね。

原作の東野先生の力もあると思いますが
まっとうに本に起こした脚本家の功績も大きいです。

kirinnotsubasa02.jpg


■演出はやっぱりTVドラマ
本作を観ていて気がついた事ですが
滅茶苦茶バストアップが多いです。
関係者がバストアップ切り返しの会話シーンで事件の内容を
喋り続けるという設計はまんまTVドラマの演出です。

バストアップの画面は安定感がありますが
多様しすぎると話に抑揚が無くなります。

劇中でも真相に迫る会話場面がことごとくこれで
僕は少し集中力を削がれました。

またもう1つTVドラマ的という所で
BGMがやけに多いということです。

特に泣かせに入るところでは
過剰なまでに感傷的なBGMを重ねて
思い切り泣き落としに入ってきます。

土井監督は今回サスペンス描写をかなり巧く演出していましたが
ドラマパートのところだけ、いつもの安いメロドラマ調になってしまったのが残念です。

カメラワークで言うと映画ならではのダイナミックなカメラワークは少なく
フィックスカットが多めだったのも印象的でした。
ただ土井監督がラブストーリー中心ということもあってか
ときおり回転ドリーが入ってましたね。

ああそうそう、音響で気がついたことがありますが
この映画では環境音をあまり重視してなくて
終止人物の会話の後ろで1シーン分オンリーした
外景音を合わせている感じでした。

でもこの形が音声収録の基本なんですよね。
勉強になりました。

kirin06.jpg


■まとめ
本作はTV屋映画としては良心的ななかなかの佳作だと思います。
ちょっと安きなりがちなところとか溝端くんの演技力がかなりアレなところとか
そのせいでガッキー(かわいい)が巧く見えるところとかいろいろおすすめです!

実はこのブログを開設して今日初めて点数を付けました。

素人のレビューなんて誰も読みたくないだろうという考えのもと
やらないでいましたが解禁します。
何故かというとジャンル映画のネタが尽きてきたからです。
正確にはまだいっぱいあるんですが量が多くて観きれなくて。。

多分これからちょいちょいこういう形の記事を書きます。

気が向いたら読んでやって下さい。
今日はこんなところで。

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