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『僕等がいた 前篇』—感想・レビュー

個人的評価 25/100点

■あらすじ
北海道・釧路。クラスメイトの結婚式で故郷に帰った高橋七美(吉高由里子)は、
廃校となる母校の屋上にひとり立っていた。
目を閉じると、あの頃のまぶしい記憶が浮かび上がってくる……。
高2の新学期、七美は矢野元晴(生田斗真)とこの屋上で出会った。
クラスの女子のほとんどが好きになる人気者だが、
時折さびしげな表情を浮かべる矢野に七美もいつしか惹かれていく。
そんな中、矢野の親友・竹内(高岡蒼佑)から、
矢野が死別した年上の恋人・奈々との過去を引きずっていると聞き、
思い悩む七美だったが矢野への想いがおさえきれなくなり、生まれて初めての告白をする。
一途な想いを貫く七美に対し、矢野は少しずつだが心を開いていく。
しかし奈々の幻影と、矢野に想いを寄せる奈々の妹・有里(本仮屋ユイカ)の存在が、
ふたりの間に立ちふさがる。

GALLERY008799_1.jpg
 
■雑感
原作は小畑友紀による大ベストセラー・コミック。
この話はクラスでみんなのあこがれの存在と普通の女の子がくっついて
なんやかんやがありながらも幸せな日々をすごすけど家庭の事情で離ればなれになる
というデジャブ感満載な筋です。

原作は未読なので映画とどこが違うのかは不明ですが
いつも明るくてみんなの人気物、文武両道だけど陰のあるイケメン
思いやりがあって屈託のないけなげな女子という
主役コンビのキャラは血の通った人間というより記号に近く
彼らが惹かれ合ったところで正直なんの興味も湧きません。

そもそもどうして惹かれあったのかという所も
端折って書いてあるのでいつの間にかくっついて
病気、事故、彼女を取り合って体育館裏で親友同士のマジゲンカ
という韓流ドラマなみの展開を経て
別離が来てもなんの感慨も湧きませんでした。

逆に描くべきところは病気やマジゲンカではなくて
くっつくまでのプロセスだったのじゃないかと。

あらすじの時点で本作は別離がゴール地点となることは明確だったので
そこまでのプロセスを描いてすぐに別離という展開になれば
結構いい流れになったんじゃないかと思ってます。

あと周囲を取り巻く大人の存在がまるで描かれないところは
いかにも少女漫画的というか固さを感じます。

GALLERY008799_2.jpg

■キャスティングについて
誰もが言っている事ですがキャストは全員20代で
高校生を演じている事にかなり違和感があります。

あと主人公のトラウマとなっている亡くなった恋人を演じていた女優さんが
すみませんがブスとしか言いようが。。

劇中の生田くんの台詞に「実物は写真よりかわいいよ」
というのがありましたが回想シーンで登場した動く彼女は
写真以上にブスでした。

事務所の見えざる力が働いたのでしょうか?

また本作で最もおいしい役をさらったのは
高岡さんだと思います。

主人公の親友役で気の効く良い奴という
だれもが好感を持つ役柄でした。

ただ釧路の素晴らしいロケーションに
役者陣が負けている印象は否めません。

■とはいっても
という訳で結構どうしようもないレベルの話なんですが
あんまり悪く言う気にもなれないのは
演出が悪質じゃなかったからです。

三木孝浩監督の前作『ソラニン』

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宮崎あおい、高良健吾 他

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は結構好きで大人になる痛みをしっかり描いている印象がありました。

本作でも音響を上手くつかっていて
学園生活のざわめきや生活音がいいリズムを作っていました。

また逆行の使い方が素晴らしくて
プロミスト系のフィルタをつかったのか
ポスプロでの仕事なのかは不明ですが
実在感のある画面設計が非常に印象に残りました。

また視点誘導の仕方、イメージカットの挿入の仕方も
うまいなあと思いました。

そうそうイメージカットですが空のカットが時折挿入されてましたね。
広角レンズを使ってビスタサイズの画面に広がる青空は迫力ありますね。

別離の場面はやりすぎな印象はありましたけど
演出のせいで極端に何かが悪くなったということはないと思います。

なんだかんだで映画は脚本ありきですしね。

GALLERY008799_4.jpg


■最後に
本編より上映後に流れた後編の予告編の方がずっと面白そうでした。
最も予告編の時点では大体どの映画も面白そうに見えるんですけど。

来月上映なので後編もきっと観ます。

この文章を読んで不快に思った人がいたらすみません。
けど何を面白いと思うかは人それぞれですから良かったと思ったらそれでいいじゃないですか。

※吉高さんを取り合って生田くんと高岡さんが体育館裏でマジゲンカするシーンで
笑ってはいけないと思いつつも思わず「んふっっw」と声を漏らしたら
左隣のカップルもつられたのか吹き出していました。
「これは笑ってよかったんだ」と思ったら右隣の女性に睨まれました。
どうもすみません。

後編のレビューは以下から↓
http://undersiege.blog112.fc2.com/blog-entry-126.html

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