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『潔く柔く』—感想・レビュー

■個人的評価 5/100
— 禄「なんかこの映画つまんなそうっすね」同感です。


■あらすじ
高校1年生の花火大会の夜、カンナはクラスメイトから告白されるが、
同じ頃、大切な幼なじみのハルタが、
カンナの携帯にメッセージを残したまま交通事故に遭い、他界してしまう。
そのことが原因で恋ができなくなったまま社会人になったカンナは、
出版社で働く青年・赤沢禄と知り合う。
無遠慮で悩みなどないように見える禄が、
自分と同じように心に大きな傷を持っていることを知ったカンナは、次第に禄にひかれていく。

きよくやわく1

※ここから先は全部ネタバレで書いています。
あと点数からお察しの通り相当くそみそに書いてますので
この映画が好きで好きでたまらない方は感性のすれ違いを感じつつ
そっとブラウザを閉じてください。
 
■一言で言うと
本作は心に傷を負った男女が、最初は反発しながらも
お互いに傷をなめ合って
やがてケツを追っかけ合う
という
実に日本映画らしい(悪い意味で)ラブストーリーです。

監督は「僕の初恋をキミに捧ぐ」「パラダイス・キス」
香ばしい香りの漂う作品がフィルモグラフィーに並ぶ新城毅彦監督。

■高校時代
ストーリーは高校時代から始まります。

入学式の日、カンナ(長澤まさみ)は稔邦(中村蒼)の投げたボール
が頭に当たってしまいます。
それを見て激おこになった幼なじみのハルタ(高良健吾)と稔邦が
マジゲンカを始めます。

ハルタ(実年齢25さい)と稔邦(実年齢22さい)
のマジゲンカという恥ずかしいシーンに赤面しつつ
ケンカがきっかけでふたりは親友になります。

いやー、いいですね!バカっぽくて!

その後はハルタ、カンナ、稔邦、朝美(波瑠)
の仲良し4人組のグループ内で好いた惚れたの
気持ち悪いイチャイチャ描写(実年齢は26さい)に辟易しつつ話は進んでいきます。

しかし、カンナと稔邦が二人きりで花火大会に行った日に
ハルタは交通事故で亡くなってしまいます。

病院でカンナは朝美にその事を責められ
その後疎遠になってしまいます。

たまたま花火大会に行った日に事故が起きただけなのに
理不尽ですね。

ここから8年後に時間が飛びますが
稔邦はその後登場しません。
朝美はちょっとだけ出てきますが
2人については最後まで完全に投げっぱなしです。

……何のために出てきたの?

きよくやわく2


■社会人編
冒頭は目覚ましが鳴ってカンナの「遅刻遅刻〜」から始まります。
そういえば高校編でも「遅刻遅刻〜」がありましたが
そんなにいつも遅刻しそうで大丈夫なんでしょうか?

それとも睡眠障害でも抱えているのでしょうか?

カンナは映画の宣伝会社に勤めています。
出版社に勤める赤沢禄(岡田将生)と出会い
宣伝する映画を「なんかこの映画つまんなそうっすね」
とか言われて反発し合いながらも
禄も小学校時代に同級生と事故に遭い
自分だけ生還してしまうという傷を抱えている事を知り
惹かれていくようになります。

だんだん書くのが面倒臭くなってきたので
詳細は割愛しますが
録は事故死した小学校の同級生の家族に
ストーキングされたり、亡くなった同級生の幻覚を見たり
散々な目に会いながら
ずっと言葉を発しなかった亡くなった少女の姉の子供が
自分と会って言葉を発した事でトラウマから解放されます。
(完全ではないけど)

そういえば禄と亡くなった同級生の家族のエピソードは
良い話っぽく着地するのですが
家族がすげえ粘着してきて亡くなった女の子の日記を無理やり読ませたり
斜面を転げ落ちた少女の姉を抱え起こしたら
亡くなった少女の幻覚が見えたりとか
演出がまるでホラーでした。

こええよ!
ちょっと本気でびっくりしただろ(涙目)!


最後に禄とカンナがくっついておしまいです。

きよくやわく3

■演出の大きな問題点
本作には二つ大きな問題点があると思います。

一つは、場面展開が唐突すぎること
もう一つは会話が冗長すぎる事です。

構成について、本作は全尺の7割程度が社会人時代に費やされます。
そこに所々、回想場面が挟まるのですが
普通ナレーションで繋いだり、音楽で繋いだり、きっかけの台詞で転換させたりするのですが
新城監督か唐突にカットインでつなぐという方法をチョイスしました。

本当に唐突に時間軸が変わるので「あれ?あれ?」みたいな感じになって
話の流れがぶつ切りになって、全然関係のない話が
唐突にいくつも展開しているような錯覚を引き起こされました。

回想場面は色調を抑えてあるので
見ればわからないでもないのですが
わざわざ分かりにくくした理由はなんだったのでしょうか。

もうひとつは会話が冗長すぎることです。

主人公達の行きつけのバーと、自宅で結構重要な話がされたりすのですが
台詞の一つ一つが長過ぎて、話し言葉として不適切な印象を受けました。

また、座ったままでの会話が長くて画変わりが乏しく
カメラワークもフィックスばかりで
1カット1カットの長さは中途半端で見苦しく
あまりの退屈さに意識が飛びかけて
時々何の話をしているのかつかめなくなりました。

あと、ヒロインを勤めた長澤まさみさんの芝居のパフォーマンスが
申し訳ないですが最低です。
とくに笑った顔の嘘くささとバカっぽさ見るに耐えない時がありました。
(ファンの方ごめんなさい)

唯一の救いは亡くなった少女の姉を演じた池脇千鶴さんで
童顔ながら一児の母役としての落ち着きには説得力があり
彼女だけは安心して見ていられました。

■最後に
というわけで普通に退屈で安っぽい邦画の典型例として
おすすめはしませんが、別に好きな方を否定する気も毛頭ありませんので
暴言が多々会った事を最後にお詫び致します。

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コメント

潔く柔くもみた。
漫画の方が面白いっちゃ面白いww

映画はともかく長澤まさみはかわいい!
可愛いすぎてげろりそうになった
2013/ 10/ 29( 火) 20: 35: 24| URL| # ety68uN.[ 編集 ]
 

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