補足 IMAXデジタルなのか4Kシネマなのか

昨日投稿した記事が思っても無いほど反響があったので補足のために書きます。

現在の映画はほとんどがデジタル撮影され
編集・配給・上映まで一貫してデジタルデータを用いるデジタルシネマです。
フィルムを用いないのでデータの取り回しがしやすく
撮影時間もメディアの容量次第なのでコストの面でもフィルムに比べて非常に優秀です。

前の記事で上げたインターステラーは
今日では珍しく35mmフィルムとIMAX70mmフィルムで全編が撮影されましたが
ほとんどの劇場ではDCP(Digital Cinema Package)素材で上映されています。
(1カ所だけフィルム上映したところがあったと聞きましたが詳細不明です)

デジタルシネマでは4Kまたは2Kの解像度をもつビデオプロジェクターで上映されます。

2K/4Kというのは水平解像度のことなのですが詳細は昨日書いたので置いておいて
下の図を参照してください。

4k-cinema-resolution-vs-2k-1080p-1704.jpg

前の記事で書きましたが、35mmフィルムはおよそ4Kと同程度の解像度を持っていますが
今日の日本でIMAX興行として実施されているIMAXデジタルのプロジェクターの解像度は2Kです。
ですが、デジタルIMAXでは2台のプロジェクターを使用して2つの映像を重ねて映写するので
実質的には4K程度の解像度を持っています。

また今日広く導入されている映写システムのDLPでは解像度2Kですが
4Kの解像度を持つソニーの4Kデジタルシネマが導入され始めています。

つまり、特別興行で割増料金を払ってIMAXデジタルを観るのも
4Kデジタルシネマが導入されているスクリーンで鑑賞するのも
"解像度"という点では同じということになります。

日本の劇場だとちょっと調べたところ
T・ジョイ系列とユナイテッドシネマの一部劇場、横浜ブルク13
といったあたりは導入しているようでした。

ですので単純に解像度だけにこだわりたいのなら
4Kシステムに対応したスクリーンで普通の2D興行を観た方がお金は特ということです。
ただし、これはIMAXデジタルを単純に否定するわけではなく
IMAXデジタルは映像だけでなく音響も最適化されているので
音にこだわりたいのならIMAXデジタルもありかなあ…と思う次第です。
(ただし個人的には割増料金を払うほどの価値を感じないのですが)

デジタルシネマの解像度についてまとめるとこんな感じです。

DLPシネマ=2K
IMAXデジタル=およそ4K相当
4Kデジタルシネマ=4K

最後にこれは個人的見解なのですが…
正直2Kも4Kもそんなに大きな違いは感じないんですよね。
私が映像を学び始めた時にはまだSD画質が普通で、アマチュアの世界でも
デジタル一眼ムービーが普及してフルハイビジョン(2K)での収録が当たり前に
なったのはここ2年〜3年の事です。

SDからフルHDへの変化は相当ドラスティックな変化に私も感じました。
最近、Blackmagicという会社が30万円代で4K収録可能なカメラを出して
話題になりました。
私の周りでの使っている人がいたのでちょっと見せてもらったのですが
正直SDからフルHDへの変化ほどのインパクトはなかったです。
そもそもまだそんなに4K映写できる環境もそろってないですし
BDディスクへ収録できる解像度も超えちゃってるので別に…という感じです。

今日は以上です。  

コメント

つくばにあるADMIXシアターが最強ということですね
2014/ 12/ 07( 日) 01: 59: 22| URL| # -[ 編集 ]
 
> つくばにあるADMIXシアターが最強ということですね
ADMIXも本当のIMAXというわけではないようですが
4K解像度でスクリーンも巨大で、音響も充実してるとなると
追加料金払う価値はあるかもしれませんね。
2014/ 12/ 13( 土) 15: 15: 28| URL| ランボー怒りのサービス残業# -[ 編集 ]
 
ADMIXは追加料金ないんだぜ……
2014/ 12/ 14( 日) 03: 22: 01| URL| # -[ 編集 ]
 
ああ、そうなんですね。
> ADMIXは追加料金ないんだぜ……
2014/ 12/ 14( 日) 16: 24: 41| URL| ランボー怒りのサービス残業# -[ 編集 ]
 

コメントの投稿

  • URL
  • コメント内容
  • password
  • 秘密
  • 管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURL: http://undersiege.blog112.fc2.com/tb.php/198-472994e5
ブログパーツ