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極私的 2016年公開映画ワースト10

昨日予告した通り今日はワースト10です。

 

10.『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』
インデペンデンス・デイ:リサージェンス
素晴らしい。50点満点の50点。

ゴリゴリのCGで彩られたアメリカ万歳脳筋映画20年ぶりの続編。

「おいローランド、続編はもっと派手にするってどうやるんだ?」
「簡単だ。もっと敵をデカくすればいい」
「ローランド…やはり天才か?
という会話が交わされたかは定かではありませんが
前作以上に敵はデカく、味方の武器は進化、
さらには敵の狙いを知って囮作戦を慣行するという手に汗握る頭脳戦まで拝むことができます。
本国では例によって「ストーリーが陳腐」とありきたりな言葉で低評価が下されていますが
果たしてそれを言っている人たちはエメリッヒがギミックだらけのミステリー映画とかを作ることでも期待してるんでしょうか?
そもそも製作されたとして観たいですか、それ?

9.『コードギアス 亡国のアキト 最終章 愛シキモノタチヘ』
コードギアス 亡国のアキト
4年も引っ張った結果がこれ。

内容云々より先に1本60分の短い尺で小出しにする商法勘弁していただけないかと。
アニメ業界の商業的理由からなのは理解できるんですが。
お金を惜しむというより1本1本の間があまりにも空きすぎて興味を失ってしまうんですよねえ。

内容についてですが時間かけただけあってアニメーションは素晴らしいです。
良く動いているし、レイアウトも良いです。
ただカットが寄りと引きに極端に配分されているせいで位置関係が分かり辛いところが多く感じました。
ストーリー的には最終章になって急にたたみにきたのか話が観念的に
ギミックとして使われていたギアスがなんでもありな切り札になってしまい
正直付いていけませんでした。
前章での絶望的な状況からどういう巻き返しをするのか楽しみにしていただけに余計に。

8.『貞子vs伽椰子』
貞子vs伽椰子
ホラーの皮を被った脳筋映画。

最初は期待させるんですよ。
呪いのビデオを見ちゃった女子大生が呪いを解くために
ビデオの謎を追うっていうね…ところが安藤政信と邪気眼少女の
ゴーストハンターズコンビが登場したあたりから急に雲行きが怪しくなってきます。

ゴーストハンターズコンビの政信が呪いを解くために
「化けモンには化けモンぶつけんだよ」
という完璧すぎる脳筋戦法をとり物語は急激にホラーサスペンスから
体育会系筋肉映画に変化します。

中盤から終盤まで息をつかせぬ頭の悪そうな展開の連続で正直結構面白かったのですが
果たしてこれをホラー映画と呼んでいいのか甚だ疑問ですのでこういう順位にしておきました。

7.『スーサイド・スクワッド』
スーサイド・スクワッド
みんな普通に良い奴。

この作品そもそもがコンセプト違いなんじゃないかと思うんですよ。
本来は極悪人のチームが皆好き勝手に暴れた結果国が救われたみたいな話だったはずなんです。

ところがこの映画の極悪人チーム、酒場で飲み交わして
チバラギのヤンキーっぽい友情で結ばれた結果
普通にラスボスの魔女をボカスカ殴って倒します。

ついでに魔女がすっごいお人よしだったお陰で
ハーレイ・クインの騙し打ちも成功ってこれで良かったんでしょうか?

6.『あやしい彼女』
あやしい彼女
恥ずかしくて観ていられない。

韓国映画のリメイク作。
最初に言っておくと歌唱シーンは本当に素晴らしかったです。
ただそれ以外のパートにあまりにも勘弁して欲しい要素が多すぎてですね…。

観ていて思ったのが恥ずかしい。
とにかく恥ずかしい。
コメディ映画じゃなくて昭和のTVのコントを観ているみたいな
大袈裟な芝居、平坦な画面、不自然に光の回った照明。
監督の水田伸生さんは日テレのチーフディレクターで
『Mother』や『Woman』で見せた演出は明らかに映画を意識した物だったのに
どうして劇場映画でTVでやることをやってしまったのでしょうか。
『Woman』の演出はTVの常識を超越したやり口で本当に素晴らしかったのに…。

5.『暗殺教室 卒業編』
暗殺教室卒業編
……誰だお前!?

前提としてこの作品のコンセプトなんだったんでしょうか?
ジャニーズファン向けのアイドル映画だったんでしょうか?
原作ファン向けだったんでしょうか?

両方狙っていたのだとしたら後者は取り込めなかったのでは?
原作漫画は短いエピソードが積み重なって構成されていますので
あんまり映画向けの題材とは思えません。
短いエピソードをいくつも重ねていった結果に殺せんせーと生徒たちの絆があるのであって
そこを思い切り省略されたせいで何を見せようとしていたのかがよく理解できませんでした。
あと、やはりこういった荒唐無稽度が高く、キャラクターのビジュアルが思い切り劇画的な作品は
生身の人間がやるとキツいです。
なんというか…その…みんなすごく頭が悪そうに見えるっていうか…。
特に業(カルマ)とか誰だよお前状態だったので。

TVアニメ版が素晴らしかったので動く殺せんせー達が観たいならそっちで十分じゃないですかね。

4.『テラフォーマーズ』
テラフォーマーズ
支離滅裂。

キングオブ仕事選ばない人、三池崇史監督が毎年必ず出す実写化事故映画。
話が支離滅裂なのもアレなんですが
冒頭の近未来都市があまりにもブレードランナーというか
今日び件の映画から影響受けてないSF映画なんてないかもしれないですけど
いくらなんでもまんますぎやしませんかね?
読んでないのでわからないのですがひょっとして原作のビジュアルもああなんですか?

ネタばれに配慮しながら書くと
テラフォーミングがある程度終了した火星において先に送りこんだ
ゴキブリを駆除するために改造人間を送りこむというのが大筋なのですが
実はメンバーの中に本来の目的をもったクルーが潜り込んでいるというので
そもそもなんですけどじゃあなんで他のメンバー一緒に送ったんだっていう。
秘密の目的ぽかったので保持のためにもメンバー絞り込んでおくべくだし
しかも大半の奴らがロクに役に立ってなかったし。

3.『青空エール』
青空エール1
サイコパスなヒロインが周囲に不幸をまき散らす素敵な学園ライフ。
http://undersiege.blog112.fc2.com/blog-entry-216.html

2.『信長協奏曲』
信長協奏曲
炎空気読みすぎィ!

悪い意味で実に日本映画らしい日本映画。
TVドラマの映画化なのですが
演出がまんまTVドラマ。
果たしてこれを劇場で流す意義はどこにあったのでしょうか?
やたらと連発されるスローモーションとエモーショナルな場面では
必ずBGMという白痴じみたバリアフリー設計な演出はこのテの映画の闇の深さを教えてくれます。

最も印象的だったのは本能寺におけるクライマックスで
ある人物が信長への恨みつらみをのべるなかで
燃え盛る炎は10分近くどこにも燃え広がらず。
「この炎いい芝居してるなあ…」
と感動する事間違いありません。

1.『セーラー服と機関銃 -卒業-』
セーラー服と機関銃 -卒業-
この日本を支配しているのはAE○N。

『わたしのハワイの歩きかた』『夫婦フーフー日記』と
香ばしい香りの漂う迷作を立て続けに送り出してこられた
前田弘二監督最新作。

故・相米慎二監督のワンシーンワンカット撮影へのオマージュなのか
グラグラと揺れるカメラワークが単に吐き気を催すだけになってしまったのは
何故なのか深遠なる謎です。

また、逃げられる状況でわざわざ残って犬死したり
敵も意味もなく追いかけてこなかったりといった意味不明な行動の数々
時折唐突に披露される寒いギャグもポイント高いですね。

地方の都市計画を荒らしに中央からやってきた
経済893と地元893の対決は衰退する地方への警鐘を鳴らすという
目的があったのかなかったのかわかりませんが
今更地方都市の中心市街を盛り上げたところで住人は郊外のAE○N
から戻ってきたりしないんではないでしょうか?

放っておけばそのうち自滅です。
というわけでAE○Nグループの恐ろしさを間接的に教えてくれる
道徳的作品でした(ウソ)。


昨日書いたのですが2016年はありえないくらい日本映画の豊作年でした。
ワーストでも上げた作品の大半が邦画になってしまいましたが
そもそも外国映画は厳選された物しか日本に入ってこないので平均レベルに差がでるのも
当たり前ですよね。
これは毎年書いていることなんですがやはりなんかモヤッとするタイプの日本映画には同じような特徴があります。
技術的には被写界深度がやけに深い、照明がフラットに回りすぎ、台詞とBGMの音量バランスが悪い。
それ以外の部分だと話しの辻褄が合わない、心情をなんでも口にだす(モノローグを多用する)
芝居が徹頭徹尾気持ち悪いぐらい大袈裟。
というところでしょうか。

でも結局のところ全ては人の好みですので今日上げた物が好きな方はどうぞ私のような訳のわからないオタクの
戯言など気にせず鼻で笑って見逃してください。

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