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2017年公開外国映画 私的ベスト10

もう2月ですがあけましておめでとうございます。
毎年やってるのでこれだけはやっておこうかと。

外国映画の私的ベスト10です。

10.『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』(IT)

イット “それ”が見えたら、終わり
ホラーテイストのジュブナイル映画。

モダンホラーの帝王、スティーヴン・キングの同名小説2度目の映像化。
スティーブン・キングの映像化作品というと
『ショーシャンクの空に』や『スタンド・バイ・ミー』など
非ホラー作品が高く評価される一方、本筋のホラーの映像化作は
イマイチな評価だったりするのですが
本作に関してもホラーというよりはジュブナイルものといった作りに近く
ホラーが苦手な方でも楽しめるのではないでしょうか。

9.『哭声/コクソン』(곡성 The Wailing)

哭声
悪魔は虚言に真実を混ぜる。

日本から國村隼さんが参加したことでも
ちょっと話題になった韓国映画。
ビジュアル的には祈祷師のダンスだけがひたすら
脳裏に残る作品でしたが
「悪魔は嘘をつく」という冒頭の言葉の通り
悪魔は誰だったのか?
誰の言葉が真実だったのか?
いくらでも解釈の仕方があるそういう難解なタイプの作品です。

8.『LOGAN/ローガン』(Logan)
ローガン
最後のウルヴァリン(最後とは言っていない)

2010年代の作品とは到底思えないほど
杜撰なジャパニーズ描写以外全然覚えてない
『ウルヴァリン: SAMURAI』に続くX-MENシリーズ10作目。

少女を国境まで連れていくというとことんシリアスかつ
とことんソリッドでシチュエーションを単純化したのが
大成功。
これでジャックマンウルヴァリンも終わりかと思うと
寂しいようなそうでもないような。

7.『ワイルド・スピード ICE BREAK』(The Fate of the Furious / Fast & Furious 8)
ICE BREAK
俺たちはファミリーだ。

もう永遠に続いて欲しい脳筋カーアクション映画。
ジェイソン・ステイサムが味方に加わったことでますますアホっぽさが増した以外
いつもと同じなので特に書く事ないです。

6.『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー: リミックス』( Guardians of the Galaxy Vol. 2)

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
俺たちはファミリーだ×2。

宇宙番『ワイルド・スピード』。
血の繋がってないパーティメンバーが
チバラギのヤンキー的なノリで疑似家族として戦うという面で
『ワイルド・スピード』とやってることはほとんど一緒です。
ただこちらの方がメンバーのボンクラ感が高く
その1点でわずかに『ワイルド・スピード ICE BREAK』
を上回りました。

5.『マンチェスター・バイ・ザ・シー』(Manchester by the Sea)
マンチェスター・バイ・ザ・シー
抑制の利いた地味な佳作。

暗い過去を背負った男と父を失った甥っ子の話。
過去と現在の時間軸をバラバラした構成になっており
中盤のあたりまで何の話を語ろうとしているのかが意図的に伏せられた
作りになっています。
個人的にはもう少し結末をはっきり語って欲しかったのですが
この抑制の利いた演出なら結末はあれで正解だったんでしょうね。

4.『新感染 ファイナル・エクスプレス』(し부산행 Train to Busan)
ファイナル・エクスプレス
バタリアン型ゾンビ・インKTX。

『哭声/コクソン』に続いて2本目の韓国映画です。
ソウルからプサンに向かう新幹線の中でゾンビの集団感染に遭遇してしまう
親子を中心に描いた群像劇。

エリート意識の高い自己中、妻を守って戦い抜く漢の中の漢
画に描いたような小悪党といった個性豊かなメンバーが
ちょっと改心したりしながら大体想像通りの順序でやられていくのも楽しいですし
『ミスト』パターンかと思わせつつちゃんと救いは残したまま締めるのも新鮮でした。

ゾンビの描写的に監督が『アイアムアヒーロー』好きなんだろうな
と思ったら造形面で大いに参考にしたとのコメントがあったのもポイント高いです。

3.『ベイビー・ドライバー』(Baby Driver)
ベイビー・ドライバー
シリアスなのに何かがおかしい。

冒頭が『ダークナイト』で大まかな筋が
『トゥルー・ロマンス』と『ヒート』と『ドライブ』
っぽくて話はシリアスなのにジャンルはコメディで
誰も歌って踊らないのにミュージカルでもあるという
エドガー・ライトのオタク魂全開なごちゃ混ぜ映画。

世間的に昨年のナンバー1ミュージカルは
『ラ・ラ・ランド』だったはずですが
私は圧倒的にこっちが好きです。

2.『メッセージ』(Arrival)
メッセージ
科学的にも正しいハードSF。

異星人と人類のコンタクトという
とことん使い古されたネタなのに新しいSF映画。
科学考証の正しさも話題になりました。
https://gigazine.net/news/20161116-arrival-stephen-wolfram/

ただ、本当の魅力はそういうリアリティへのこだわりではなく
使い古されたネタの中に叙述トリックを盛り込んできた
という構成の妙だと思っています。

1.『沈黙 -サイレンス』(Silence)
サイレンス
神は沈黙していたわけではない。

かのグレアム・グリーンをして「20世紀のキリスト教文学で最も重要な作家」
とまで言わしめた遠藤周作原作の映像化。
監督したマーティン・スコセッシはかつてカトリックの司祭を目指していた
ということもありこの宗教色に満ちた作品を作るにあたって
前作の『ウルフ・オブ・ウォールストリート』とは全く真逆の禁欲的な演出に
終始したようです。

まず、全編とおしてBGMが全くといっていいほどありません。
その代わりに虫の音や風のざわめきといったSE音が強く強調され
音響の面から作品の持つ神秘性を強くサポートしています。
またカメラワークも動きまくった前作に比べて
フィックスと動きもパンニングが多くまた画面を狭くした
抑圧的なショットが多く挟まれていました。

それでいて上映時間2時間半超えの長尺なのに苦痛さを感じさせない
というのは凄いとしか言いようがないですね。

韓国映画が2本入りました。
それ以外は全部英語圏の作品ですが
非英語圏の作品だと
フランスとポーランド合作の『夜明けの祈り』(Les Innocentes)夜明けの祈り

ボスニア・ヘルツェゴビナとフランス合作『サラエヴォの銃声』(Smrt u Sarajevu)サラエヴォの銃声

あたりは印象に残ってます。
 

コメント

個人的はダンケルクがノーラン監督らしく時間の軸を効果的にずらしていて面白かったですね
2018/ 02/ 23( 金) 19: 44: 28| URL| 中華三振# -[ 編集 ]
 
> 個人的はダンケルクがノーラン監督らしく時間の軸を効果的にずらしていて面白かったですね
個人的にはダンケルクの構成は時間軸バラバラにしている意図がよくわからなったです。
映画自体は好きなんですけど。
2018/ 03/ 03( 土) 18: 35: 03| URL| ランボー怒りのサービス残業# -[ 編集 ]
 

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