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最低映画評論家「福本次郎」2

以前にも一回書きましたが映画評論家の福本さんについてです。

評論に慣れてきたのか昨年は
おかしいことを言う比率が若干減っていましたが
それでもしばしばびっくりするような新解釈を
披露してくれていました。
 
『瞳の奥の秘密』
瞳の奥の秘密
ベンハミンが洗いだす過去はあくまで彼の執筆する小説の中の世界。
彼の経験に基づく事実がベースになっているのだが、
現在のベンハミンが被害者の夫に会いに行ったエピソードも
フィクションと解釈すべきなのか。

ちょっ、ちょっと待った!
そこはフィクションと解釈しちゃいけません。
ていうかどこにそんな迷う余地があったの?
そもそも
>彼の経験に基づく事実がベースに
って言ってますけど全部事実っていう
前提で話は進んでますからね!

この辺り、わずかな謎と選択の余地を残すことで
見る者のイマジネーションを刺激する。
⇒「見る者の」じゃなくて「福本さんの」の間違い。
あと「イマジネーションを」じゃなくて「妄想を」の間違い。

福本さんの特徴として映画内で自分の理解できない事象が起きると
「明らかに妄想」「全て妄想」という完璧すぎるロジックを使用します。

『時をかける少女』より
つまり、この物語自体が夢想癖のある真琴の妄想だったということだ。
真琴の白日夢と解釈すれば、どんな矛盾も納得がいく。
http://www.otello.com.ua/file/6107.htm
『主人公は僕だった』より
ハロルドはいったいリアルな人間なのか、カレンの小説中の登場人物なのか、
それともこの物語自体がハロルドの妄想なのかカレンの創作なのか。
http://www.otello.com.ua/file/7061.htm

福本先生の全文はこちらから。
http://www.cinemaonline.jp/review/ken/12610.html

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(2011/02/18)
リカルド・ダリン、ソレダ・ビジャミル 他

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『十三人の刺客』
十三人の刺客
表情一つ変えず人を突き斬り射殺す斉韶。
娘の手足を斬り落としたり、膳の上にぶちまけたご飯や汁ものをほおばる様子は
もはや精神異常をきたしているかのよう。
その残虐な振る舞いは純粋な“悪”を体現している。
知能は高いのに感情はなく、部下は大勢いるのに心を打ち明けられる
相手はいない孤独が彼を狂わせたのだろう。

⇒この映画では侍が平和な時代にどうやって武士の本懐を果たすか
ということが重要なファクターになっています。
ですので役所さん演じる新左衛門は単に義侠心から危険な役割を
受けるわけです。
逆に斉韶はこの平和な時代だからこそスリルジャンキーになってしまって
スリルを得るために極悪非道な行いを続けていると考えるほうが
自然ではないでしょうか。
「心を打ち明けられる相手はいない孤独が~」
ってそんなセンシブルなキャラクターじゃないですから!

福本先生の全文はこちらから。
http://www.otello.com.ua/file/a232.htm

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(2011/05/27)
役所広司、山田孝之 他

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『インセプション』

インセプション
結局、コブたちはロバートの意識の最深部に眠る「金庫」を開け、
彼の「願い」を解放する。
⇒眠っていたのはロバートの「願い」じゃなくて
コブたちにインセプションされた偽りの感情。

そこには偉大な父親の縮小コピーとして生きてきた彼への
「自分の道を進め」という遺言が、
子供のころ愛された写真とともに納められている。
⇒収められていたのは「子供のころ愛された写真」
じゃなくて風車。
福本さんもインセプションされてしまったのでしょうか?

福本先生の全文はこちらから。
http://www.otello.com.ua/file/a172.htm

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(2010/12/07)
レオナルド・ディカプリオ、渡辺謙 他

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『ビン・ラディンを探せ! スパーロックがテロ最前線に突撃!』
ビンラディンを探せ
今やビン・ラディンはヒトラーと同様
「いくらいじってもかまわない歴史上の悪のアイコン」
と認定されたのか、映画はコンピューターゲーム風アニメで
ビン・ラディンを徹底的にコケにする。
ところが当初の目的であるビン・ラディンには、結局かすりもしない。
それはアフガンやパキスタンのかつてのタリバン影響下の地域にでも同じ。
いまだ戦争が続いている緊張感だけは大いに伝わってきたが、
やはりモーガンにとってビン・ラディンというテーマは
手に負える相手ではなかったようだ。

そもそもこの映画はビン・ラディンを探しにいく話じゃない!

以下ウェブサイトから引用

生まれてくる子どものため平和な世界を望むスパーロック監督自ら、
「ビンラディンはどこ?」と尋ねながらイスラム諸国を巡る。
イスラム社会の人々がスパーロック監督の質問に戸惑いながらも応じ、
互いに交流を深めていく姿に、相手を知らずに偏見で物事を見ることの危うさ、
文化や価値観の異なるものへの理解の大切さを実感する。
相手を「テロリスト」と決め付け、
そこで暮らしている人々の姿を見ようとしないアメリカ人に向けて、
自分たちが戦争している国の実態を見せ付ける作品。

⇒ビン・ラディンについてかすりもしないのは
ビン・ラディンを探しに行くという行為が本筋と全然関係ないから。
ていうかプレスシートかなんかにそういうこと書いてなかったんですか?


福本先生の全文はこちらから。
http://www.otello.com.ua/file/a277.htm

ビン・ラディンを探せ! ~スパーロックがテロ最前線に突撃!~ : 松嶋×町山 未公開映画を観るTV [DVD]ビン・ラディンを探せ! ~スパーロックがテロ最前線に突撃!~ : 松嶋×町山 未公開映画を観るTV [DVD]
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『ヒーローショー』

ヒーローショー

何をやっても中途半端な青年が、命の危険にさらされたときに初めて決然とする。
それは人生と真摯に対峙すること。
お笑い芸人を目指していたはずなのに、周囲に流されてしまい、
その一方で新しい道に進むのは不安で仕方がない。
そんな主人公が殺人事件に巻き込まれる中で、
少しだけ成長していく過程がもどかしくも共感を呼ぶ。
⇒・・・えっ?これってそんな爽やかな映画だったっけ・・・。
一種のストックホルム症候群の中で、
彼は真剣に生きるのはみっともなくても汗を流して働き、
愛する者のために闘うことをいとわない態度であると学んでいく。
⇒・・・そんなシーンあったっけ?

うだつの上がらない青春、凄惨な暴力、家族愛と友情。
二転三転する展開は予断を許さない。
だが映画はそれらをスピーディーに凝縮しようとはせず、
登場人物の心情を丁寧に描いていく。
さまざまな要素が絡み合って
いるが、結局、これは人は人と関わり合って生きていくしかないという物語なのだ。
⇒なんだその結論wwちげーよ!全然ちげーよ!!
『JUNO/ジュノ 』でも
さまざまな人間関係が描かれるが、共通しているのは人間同士の付き合いはお互い努力しないといい関係を保てないということだ。
http://www.otello.com.ua/file/8133.htm
などど書かれていましたが、その程度の脚本でアカデミー賞が取れたら誰も苦労しないって!

私の解釈ですがこの映画にはヘタレ男の成長物語なんていう
カタルシスは全くありません。

本作には不条理の影が常に付きまとっています。

ジャルジャル後藤演じるユウキには大切なものがあって
どうにもならないこの状況から抜け出そうしてあがいても
どうにもならないスジの通った絶望があります。

ところがジャルジャル福徳演じる鈴木には本当に何もありません。
彼にあるのはユウキに「お前の大切なものは何だ?」と聞かれて
何も思いつかないけどとりあえず「命」と答えてしまう、
そんな空っぽな絶望です。

どちらに共感出来るかと言ったら
大抵の方はユウキの方だと思います。
が、最後に因果応報的な目に会うのはユウキの方です。

そんなところに本作の不条理さを感じました。

申し訳ないんですが
この福本先生のレビューを読むと
先生は根本的な部分を間違えているように思います。

私の解釈が合っているかはわかりませんが
井筒監督がもしこのレビューを読んだらやはり
「ちげーよw全然ちげーよww」
と言いそうです。

こちらのサイトに記載されていたレビューが非常に的確
だと思ったので参考にさせていただきました。
リンク先「俺の邪悪なメモ」さん
http://d.hatena.ne.jp/tsumiyama/20100603/p1

ちなみに「不条理」はコーエン兄弟が
得意とするテーマですが
コーエン作品は結構難解なものが多く
福本さんは当然のごとく読み間違えていました。

リンク作「降ったり晴れたり」さん
http://aleck1984.blog44.fc2.com/blog-entry-135.html

福本先生の全文はこちらから。
http://www.cinemaonline.jp/review/ken/12140.html

最近「映画ジャッジ!」の改編(クビ?)でレギュラー陣から
外れた福本さんですが、福本さんの傑作レビューは
ご自身のサイト「こんな映画は見ちゃいけない!」で読むことができます。
こんな映画は見ちゃいけない!
http://www.otello.com.ua/

福本さんのレビューは基本的にネタバレありきなのですが
そもそも結論を読み違えていることが多いので
これから観る予定がある映画のレビューを読んでも大抵は
問題ないかと思います。

関連エントリー
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各映画雑誌ベスト10まとめ 映画評論家は必要か?

2010年公開 私的日本映画ベスト10

コメント

ヒーローショーは元の事件についても説明を書かないと
評論としてはダメだと思う
2012/ 02/ 18( 土) 17: 24: 55| URL| # -[ 編集 ]
 
はい。そうかもしれませんね。
> ヒーローショーは元の事件についても説明を書かないと
> 評論としてはダメだと思う
2012/ 03/ 07( 水) 23: 37: 07| URL| ランボー怒りのサービス残業# -[ 編集 ]
 
どうやらその福本なる早とちりな人の言うことは面白いが
この記事を書いた人のツッコミはとても凡俗で退屈だ

とても優秀なコメディアンへの嫉妬が生み出した記事ではないのか
このブログの管理人はきっと妄想癖だ(無理がある)
2013/ 12/ 08( 日) 04: 58: 48| URL| 名無しさん@ニュース2ch# -[ 編集 ]
 
あなた
この人のこと先生じゃなくて先輩と呼びなさい
あなたより面白いよ
2013/ 12/ 08( 日) 05: 02: 34| URL| 名無しさん@ニュース2ch(※3)# -[ 編集 ]
 

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