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ホロコースト映画

人類史に名を残す負の歴史ホロコースト。
この歴史的事実に基づき多くの映画が制作されてきました。

今回はホロコーストを題材とした作品を紹介していきます。 
『夜と霧』 1955(仏)
夜と霧

ホロコーストを告発したドキュメンタリー映画。

題名は1941年12月7日に出されたヒトラーの秘密命令
「夜と霧」作戦 (Nacht-und-Nebel-Erlass) に由来。
全32分という短い作品ですが、撮影当時の映像のカラーフィルムと、
戦時中のモノクロのニュースフィルム・写真が交互に往還するコラージュの手法でナチズムを告発した斬新な表現が当時、世界に衝撃を与えた。

監督のアラン・レネは本作で世界的な評価を得た。
音楽を担当したハンス・アイスラーはナチに抵抗した作曲家として有名だそうです。

『ショア』 1985(仏)
shoah.jpg

ユダヤ人生還者、元ナチス、傍観者であったポーランド人
を対象にホロコーストに関わった人々へのインタビュー
を中心にしたドキュメンタリー映画。
総上映時間9時間30分の超長編。
あまりの内容の生々しさに管理人は30分でダウンしてしまいました。

『シンドラーのリスト』 1993(米)
シンドラーのリスト

ホロコーストを題材にした映画でおそらく真っ先に名が挙がるであろう作品。
第二次世界大戦時のナチス・ドイツによるホロコーストの中、
ドイツ人実業家オスカー・シンドラーが1,100人以上ものユダヤ人の命を救った
実話に基づく感動作。
ホロコーストに関する映画の代表的作品。
監督自身がユダヤ系であるためか少々感傷的になりすぎているきらいはある。
第66回アカデミー賞作品賞など7部門を獲得。

ちなみに全員英語で話します。

『ライフ・イズ・ビューティフル』 1997(伊)
ライフイズビューティフル

ユダヤ系イタリア人の主人公が幼い息子を恐がらせないために
命がけの嘘をつき通す感動作。
第66回アカデミー賞主演男優賞など3部門を受賞。

管理人はあまり好みではないですがいい映画です。
個人的には主演・監督のロベルト・ベニーニが
その後『ピノッキオ』で大コケしたことの方が印象に残っております。

『戦場のピアニスト』 2002(仏・独・波・英)
戦場のピアニスト

ワルシャワのゲットーに住むユダヤ系ポーランド人のピアニスト、
ウワディスワフ・シュピルマンが迫害を逃れる姿を描いた映画。

監督のポランスキーはユダヤ人ですが、
スピルバーグと違って自分もホロコーストを経験しているためか、
お涙頂戴な『シンドラーのリスト』とは逆に控えめで知的な作品になっています。
それと、もうひとつ大きな違いはホロコーストに対する明らかな視点というものが
存在していないことで
それゆえに勧善懲悪な印象のある「シンドラーのリスト」より、
冷静な視点が貫かれている印象があります。

全員英語で話しているのは減点です。

『ブラックブック』 2006(阿・独・英・白)
ブラックブック

性善説の立場から描いた「シンドラーのリスト」を
性悪説の立場から変体監督ヴァーホーベンが
自分の大好きな物(おっぱい、ちんこ、うんこ、ゲロ)で再構成。

特筆すべきはラストシーンでこれがイスラエルをユダヤ人の安住の地として描写した
「シンドラーのリスト」へのパンチの効いた皮肉になっています。

ヴァーホーベン先生、おみそれしました。
あなたはただの変態じゃありません。

『ヒトラーの贋札』 2007(独・墺)
ヒトラーの贋札

第二次世界大戦のさなか、ドイツ政府がイギリスの経済かく乱を狙い画策した
史上最大の紙幣贋造事件「ベルンハルト作戦」に関わった、
ユダヤ人印刷工アドルフ・ブルガーの証言に基づいて制作された映画。

第80回アカデミー賞で外国語映画賞を獲得。


番外編
『戦場でワルツを』 2008(以)

戦場でワルツを


作品紹介の前提条件としてちょっと当時の世界情勢を説明します。
1982年、イスラエル軍は、
敵対するパレスチナ・ゲリラの拠点を殲滅するため、
隣国レバノンへ攻め入りました。

時同じくして、
レバノン国内の親イスラエル勢力ファランヘ党のリーダー
バシールが暗殺される事件が起こります。

ファランヘ党は、この暗殺はパレスチナ・ゲリラの仕業とみなし、
報復としてパレスチナ難民キャンプでの虐殺に至るのです。

虐殺の直接の責任は、
この親イスラエル・ファランヘ党とされていますが、
イスラエルも虐殺を傍観、加担したともみられています。
これが、「サブラ・シャティーラ虐殺事件」です。

この映画の主人公であり監督のアリ・フォルマンは当時19歳で
イスラエル軍としてこのレバノン侵攻に従軍していましたが
当時の記憶がまったくないと気付くところから、映画は始まります。

後は見てのお楽しみというところですが
番外編としてこちらを紹介したのはユダヤ人の側から
「自分たちは誤ったことをしたのではないか?」という視点でこの事件を
描いたということが画期的だと思ったからです。

少々イスラエル側の登場人物を「善きもの」とし過ぎているきらいはありますが。

本作はこの年のアカデミー賞外国語映画部門で受賞の筆頭候補として挙げられました。
結果はご存知の通り日本の『おくりびと』が受賞となり、日本では大きな話題となりました。

ただし個人的には圧倒的にこちらの作品の方が深い印象を与えられました。
政治的なメッセージが敬遠されたのかもしれませんが残念です。

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